日本人の10の従業規則

1.     仕事は自ら創るべきで、与えられるべきでない。

2.     仕事とは、先手先手と働き掛けていくことで、受け身でやるものではない。

3.     大きな仕事と取り組め、小さな仕事はおのれを小さくする。

4.     難しい仕事を狙え、そしてこれを成し遂げるところに進歩がある。

5.     取り組んだら放すな、殺されても放すな、目的完遂までは……。

6.     周囲を引きずり回せ、引きずるのと引きずられるのとでは、永い間に天地のひらきができる。

7.     計画を持て、長期の計画を持っていれば、忍耐と工夫と、そして正しい努力と希望が生まれる。

8.     自信を持て、自信がないから君の仕事には、迫力も粘りも、そして厚味すらがない。

9.     頭は常に全回転、八方に気を配って、一分の隙もあってはならぬ、サービスとはそのようなものだ。

10.  摩擦を怖れるな、摩擦は進歩の母、積極の肥料だ、でないと君は卑屈未練になる。

うーんストイック!いかにも日本らしい規範です。鬼十則は1951年に作られたものですが、今日のビジネスにも通じるものが多々あるかと思います。


ベトナムで一番伝えたいものを選ぶとすれば、個人的には3番と4番でしょうか。ベトナムの人は「出来ることをやろう」とする傾向が多いように感じます。でも、一見出来そうもないこと、難易度の高いことに挑んでこそ見返りも大きく、また、その先のキャリアに繋がる成長を得られます。自分の仕事で成し得る最大の成果は何か?どうすれば実現できるか?を常に考えて仕事に取り組むことが大事だと思っています。